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大山商事エコ物語

大山商事エコ物語(第42回)

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   2014/01/22

今年最初のこのコーナーでは、リスナーの皆さんから頂いた質問にお答えいただこうと思います。大山商事株式会社 総務部広報・企画 一ノ宮保乃佳さんにお話を伺いました。

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村津アナ:一ノ宮さん、今年もどうぞよろしくお願いします!

一ノ宮さん:よろしくお願いいたします。

村津アナ:では、さっそく質問です。

別府市の38歳・男性の方からいただきました。ありがとうございます!

『大山商事さんの、エコに対しての取り組みを教えて下さい。』

一ノ宮さん:はい。大山商事では、金属くずのリサイクルや、産業廃棄物の処理をしています。

こちらの工場には、1日およそ200トンの鉄くずが運ばれてきますが、環境に配慮するために、なるべく重機を使う時間を少なくしたり、燃焼の際になるべく煙を出さないようにするなど工夫をして、排気ガスの排出を抑えています。その際に、心がけているのが「ゼロ・エミッション」です。

村津アナ:その「ゼロ・エミッション」についても質問が来ています。

このコーナーで良く耳にするゼロエミッション、何度聞いても忘れてしまいます。どういう意味だったでしょうか?。』

という大分市の女性の方からの質問です。

一ノ宮さん:はい、「ゼロエミッション」とは、廃棄物として捨てられているものを有効活用することによって、廃棄物の発生量を減らし、燃やしたり、埋められたりすることを極限まで減らす取り組みをいいます。

最終的には、産業廃棄物の埋め立て処分の量、すなわち最終処分量をゼロにしようというのが目標です。

大山商事でも、この「ゼロ・エミッション」を掲げ、将来的には廃棄物ゼロを達成

しようと努めています。

村津アナ:なるほど。。。それでは、たとえば古くなった「自動車」のリサイクルですが、その解体処理は、具体的にどのような工程になりますか?

一ノ宮さん:はい。大山商事では、1日平均200台の自動車処理を行っていますが、まず解体の事前処理工場で、オイルやフロンガスを抜き取りを行います。また、その際に、エアバッグの処理も行います。

その後、自動車解体場へ持っていき、エンジンや足回りの鉄を外し、シュレッダーにかけます。そのシュレッダーで「鉄」と、鉄以外の「アルミ」などの選別をします。また、処理をする際に発生した「スポンジ」などのゴミは、専門の処理工場に運んで再利用します。

村津アナ:処理が済んだ「鉄」や「アルミ」などは、その後、どうするのですか?

一ノ宮さん:船やトラックで国内外へ運搬し、利用されています。

村津アナ:「ゴミを出さずに、再利用する」・・・徹底していますね。

では、最後にご家庭で廃車やスクラップなどで困っている方は、どうすればよいのでしょうか?

一ノ宮さん:はい。大山商事では、お電話をいただければ、引き取りにもお伺いします。お気軽にお問い合わせください。 また、数量が少ない場合は、ご近所や子供会などでまとめてお持ちこみください。

村津アナ:なるほど。わかりました。

一ノ宮さん、どうもありがとうございました!

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