OBS大分放送
50/50 Hearty Party!!

3/9(日)の放送内容

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   2014/03/09

本日のゲストは、長尾英二郎さん(52歳)。ボサノバ・アーティスト☆半世紀少年です。

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長尾さんがボサノバに出合ったのは、高校生の時。ユーミンがラジオ番組でジルベルトを紹介し、「大きな影響を受けた…」とコメントしたことがきっかけでした。
小学生の頃から、上の2人のごきょうだいの影響で、ビートルズやボブ・ディランなどを聴いていた長尾さん。お姉さんのガットギターが家にあり、次第につまびくようになったのが中学の頃。
高校生になってエレキギターを購入。バンドでレッド・ツェッペリンやピンク・フロイド、イエスなどを演奏するようになりました。…のですが、正直なところ、「どうもロックは得意じゃないなぁ…」と感じていらしたそうです^^
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そのうちにフュージョンが流行りはじめ、リー・リトナー、ラリー・カールトン、渡辺香津美などを聴き、弾くようになり、フュージョンのオリジナル曲を作りました。文化祭で演奏もしたんですよ。
やがて長尾さん、フュージョンの元であるジャズに向かって、時代を遡っていきます。

大学でジャズ研に入り、一日中ジャズ喫茶で音楽を聴く日々。ジャズは十分に吸収して自分のものにしないと、演奏がサマにならないのだそうです。とにかくレコードを聴くことが主体の、そんな時期でした。
もちろんボサノバを忘れたわけではありません。
ボサノバは、ギターと歌(声)がワンセットでひとつの音楽。ジャズの時はギタリストの長尾さん、でも実は、歌いたい欲求が当時からあったのだそうです。その意味でも、弾いて歌うボサノバは長尾さんにぴったり。
ギタリストの顔しか知らないジャズ仲間たちは、長尾さんが歌うことに、とても驚いたそうです。
さて長尾さん、本業は銀行員。入行2年めの20代前半、日田支店に転勤になったのですが、その地で御幡(みはた)陽一郎さんという方と、運命の出会いをします。御幡さんは日田市内で「シナトラ」というスナックを経営してらして、長尾さんが「ギターを弾く」と話すと、「一緒にやろうよ」と誘ってくれた人でした。それからデュオを組んで活動することになります。自分の親ほどに歳の離れた御幡さんは、長尾さんにたくさんのことを教えてくれました。
御幡さんがお亡くなりになるまで、30年近く、お付き合いが続いていたそうです。長尾さんにとっての音楽の師なのでしょうね。
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お仕事のかたわら、というか、2つの顔をお持ち…と言ったほうがふさわしいかな?
定期的にライブをやってらっしゃいますので、近々の予定をご案内しますね。
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☆Friday Bossanova Night
日時: 3月21日 金曜日
場所: 大分市都町3-2-30中山第5ビル6F カンタループ2
出演: 大分ボサノヴァ研究会メンバー
START: 21:00
music charge¥500
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☆Lang Bossa!
日時: 3月28日金曜日
場所: 大分市中央町2-9末岡ビル地下1F. Lang disc
出演:vento azul
長尾英二郎(g,vo),大原郁(ds),伊地知利尚(b),大野幸代(tp)他
チャージ: 無料
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番組へのリクエスト曲は、長尾英二郎さんのオリジナル、A vamos dançar novamente(ア・バーモス・ダンサール・ノーヴァメンチ)。
意味は、「もう一度踊ろう」。とても素敵な曲でした。
長尾さんの曲を聴きに、ライブにぜひ、足をお運びください。
長尾英二郎さん、ご出演ありがとうございました!


番組へのリクエストやメッセージは、おはがき、ファックスでお寄せください。
宛先は、870-8620 OBSラジオ「50/50 Hearty Party!!」まで
ファックスは、097-558-5071です。

それではまた来週。
お相手はミチコでした。

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