今日のゲストは、有限会社 南酒造 南さやかさんでした。

明治元年創業の「南酒造」は、国東市安岐町で愛される焼酎造りをモットーに、秘伝の製法をかたくなに貫く、大分では数少ない焼酎専業の蔵元です。

南酒造の代表的な銘柄「とっぱい」は、飲みやすい上品な味わいが特長の本格麦焼酎です。

スタジオの安波さんも大好きな焼酎で、県外の親戚にも送るほどのファンだそうです。

通常の焼酎は２段仕込みが主流ということですが、明治元年に清酒の蔵元として創業した南酒造の焼酎は、３段仕込みを行い、低温発酵で丁寧に醸造されます。

手間と時間はかかりますが、その分まろやかでフルーティーな味わいに仕上がるそうです。

また、昨年の１０月に新発売された銘柄「関の舌」は、全国的にも有名な「関あじ」「関さば」の産地、佐賀関の漁師さんたちに味を見てもらいながら試作品をブレンドして生まれた「魚と合わせて最高の舌鼓」というキャッチフレーズの通り、魚と相性が抜群の麦焼酎です。

香りがとっても芳醇で、フルーティ！そして、上品ながらコクがあり少しビター。お刺身が甘く感じられる味に仕上がっています。

この「関の舌」は、濾過を最小限にすることから、香りが際立つそうです。

この焼酎を食卓に加えることによって、食卓を囲む時間が延び、みんなの会話が弾むようになれば良いなあ、それが皆さんの喜びに繋がれば嬉しいな、と思いながら作っているそうです。

今後は、地元に愛される酒造りをモットーに、イベントに参加したり、緑茶とのコラボ作品を作ったり出来たら、とおっしゃっていました。

《お問合せ先》

有限会社 南酒造

国東市安岐町下山口269-1

電話：０９７８－６７－００２４