今回は、お花の専門家と県内の高校生の交流会の模様をお伝えしました。

 

この企画は、ＮＰＯ法人夢一輪の会

「おおいた花育２０１５夢一輪運動」の特別企画として行われました。

今回で４回目を迎えた夢一輪運動は、

色々なお花に身近に触れることが少なくなった子どもたちに、

花を通して自然を感じたり、感性を磨いて欲しいとの思いから始まりました。

今年度は、大分市・臼杵市・由布市・別府市の小学校３１校、

２２５０人の子供たちに参加してもらい、

会場の大分市のホルトホール大分に２００種類５０００本の花を飾り、

その中から自分の一番好きな花を探したり、絵に描いたりして花の魅力を感じてもらいました。

 

特別企画の「咲かそう 未来の夢 フラワーディスカッション」では、

大分県立大分東高校の園芸デザイン科２年生の３３名の生徒がきて、

県内の花や農業の専門家のお話を聞き、率直な質問をぶつけました！

 

講師は、

ＮＰＯ法人夢一輪の会 会長 野上健次（のがみ けんじ）さん

 

元東京大学農学部助教授 大分県教育委員 ＪＡ大分経営管理委員

国東七島イ振興会会長 国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会会長

林浩昭（はやし ひろあき）さん

 

大分県中部振興局長 諏訪義治（すわ よしはる）さん

 

花道小原流家元教授 椎原扇秋（しいはら せんしゅう）さん

 

公益社団法人日本フラワーデザイナー協会 会員

フラワー装飾一級技能士 花の店とがわ 戸川ちとせさん

 

の５名の方でした。

 

約１時間半の中で、高校生たちからは

「どうやったら花に関わる職業につけますか？」「栽培で重要なのは？」

などお花に関する質問から

「お仕事が辛いときはどうやって乗り越えましたか？」など

社会人になった時の心構えなども質問に上がっていました＾＾

今回の企画を通して、将来、

県内の花の栽培や販売に関わってくれる生徒さんが多くいることを期待したいです♪

  

高校生が直接生産者や販売の立場にある方たちとお話をする機会というのは

多くないと思うので、刺激を受けたのではないかなと思います。

みんな少し緊張していましたが、最後には沢山のお花を見て、

花の美しさや甘い香りに誘われて笑顔になっていましたよ！

 

私も、今回のディスカッションに参加させていただき、

ふと考えてみると、人生の節目には花はつきものだなと改めて感じました。

日頃の生活に、人生に、彩りを添えてくれるお花。

もっとその存在を大事にしていきたいと思いました。

 

みなさん、ありがとうございました！！