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だいぎんサタデイコンサート

【MYカルテット】 L.アンダーソン & B.ブリテン、20世紀を代表する作曲家たち

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   2016/04/06

今回のコンサートでは、ルロイ・アンダーソンとベンジャミン・ブリテン、2人の20世紀を代表する作曲家の作品が演奏されました。ベンジャミン・ブリテンはイギリスの作曲家です。生まれたのは1913年、5歳のときには作曲を始めていたそうです。ルロイ・アンダーソンは1908年生まれのアメリカの作曲家。音楽学校を卒業した後あのハーバード大学で学び、言語学の博士号を取得しています。2人とも若い頃に第二次世界大戦を迎えました。ブリテンは戦争から逃れるためアメリカへ渡って創作活動を続け、その間に代表作となる作品を次々と生み出しました。一方でアンダーソンは、戦争中アメリカ国防総省(ペンタゴン)で言語専門の情報将校として働いていたそうです。戦後、音楽活動に復帰し「シンコ・ペティッド・クロック」などヒット作を発表し続けました。ブリテンは戦後1956年に来日。その時に能楽に触れ、そこからインスピレーションを得て作曲した作品も残しています。

【MYカルテット】 L.アンダーソン & B.ブリテン、20世紀を代表する作曲家たち
放送日 (2016/4/9,4/16)
出演者 MYカルテット(弦楽四重奏)
写真 【MYカルテット】 L.アンダーソン & B.ブリテン、20世紀を代表する作曲家たち
プロフィール メンバーは、ヴァイオリンが「田中唱(たなか・しょう)」さんと「丸尾和子(まるお・かずこ)」さん、ヴィオラ「中村恵子(なかむら・けいこ)」さん、チェロ「白沢史子(しらさわ・ふみこ)」さんの4人です。ジャンルを超えた幅広いレパートリーをお持ちで、学校や幼稚園、病院などで
訪問演奏を行っていらっしゃいます。一方でメンバーそれぞれが、室内楽やオーケストラで研鑽を重ね、自主公演では日本のトッププレーヤー達と共演。また大分で行われた1996年のヤングコアフェスタでは常陸宮殿下の御前でピアニストと共演。2003年の全国緑化フェア、翌年の献血運動推進 全国大会では皇太子殿下、秋篠宮ご夫妻の御前で演奏されました。
演奏曲目 (4月9日)
シンプル・シンフォニー 第3楽章
作曲:ベンジャミン・ブリテン
ジャズピチカート
作曲:ルロイ・アンダーソン
(4月16日)
フィドル・ファドル
作曲:ルロイ・アンダーソン
シンプル・シンフォニー 第4楽章
作曲:ベンジャミン・ブリテン

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