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銘柄統一10周年&販売額10億円達成!ネギ!

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   2018/07/22

今回は、銘柄統一10周年&販売額10億円達成の

「大分味一」ねぎの話題でした。

中津市から大分味一ねぎ生産部会北部エリア長の

吉田宗浩(ヨシダムネヒロ)さんに越しいただきました。

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就農15年の吉田さん。

前職は不動産で、現在は福祉施設の代表もされています。

吉田さんが大分味一ねぎの栽培を始めたのは

障がい者が働ける職場を作りたいと思ったことがきっかけなんだそうです。

現在ハウスは33棟。

大分味一ねぎの特徴は、小ねぎで、色がしっかりと濃いこと。

周年栽培していますが、この時期は成長が早く

種をまいてから60日ほどで収穫できます。

吉田さんのところでは朝の6時から収穫を開始するそうで、

ほかの大分味一ねぎの農家さんの中には

午前4時から作業を始めるところもあるそうです。

なぜそんなに朝早いかというと、

明け方の気温が低い時はねぎがシュッとまっすぐ立っており

その時に収穫したほうが新鮮さが長持ちするからなんだそうです。

この時期は、暑さのあまり発芽しないこともあるそうで

水で温度管理を行っています。水のやり方や土づくりが大切なんですね。

大分味一ねぎは銘柄統一10周年。

そして、販売額10億円を達成しました。

統一生産部会ができてから、宇佐市に広域の集出荷施設ができ、

機械の導入なども進み作業が早くなったそうです。

また、「トレーニングファーム」が設置されたこともあり、

生産者が平成26年から現在までに22名増えたそうです。

平均年齢も49歳とほかの作物に比べて若いです。

しかし、まだまだ人手不足や機械化に関する課題が残っているそうです。

これからますます盛り上がっていきそうですね。

冷ややっこの上にのせる、ねぎ焼きにするなど

薬味としてもメインとしても大活躍の大分味一ねぎ。

大分県を代表する野菜の1つです。

香り高い大分味一ねぎを

ぜひこの夏のお料理に取り入れてみてはいかがでしょうか?(^^)

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吉田さん、有難うございました。

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