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衛藤賢史のシネマ教室

ミッション:インポッシブル フォールアウト

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   2018/08/10

「M:I」シリーズの6作目。今年56才になったトム・クルーズだが、まだまだ元気いっぱい!スタントなしの荒技に挑みつづけ、世界中の壮年の星として輝いてくれているのはうれしい限りだ!

今回のミッションは、ある組織から3つのプルトニウムが盗まれた事からはじまる。世界規模の核テロを防ぐため秘密裏に回収する作戦の成功寸前に、大事な仲間である天才ハッカーのルーサー(ヴィング・レイムス)が危機に陥り、イーサン・ハント(トム・クルーズ)はルーサーの救助を優先し、プルトニウムを敵に奪われてしまう。CIAはイーサンの行動を疑い、CIAのエリート捜査官オーガスト(ヘンリー・カヴィル)をM:Iチームに張り付けプルトニウムの行方を探させる。裏にイギリス諜報機関MI6を離脱したエリートが関係しているのを探知した、イーサン、ルーサー、メカニック担当のベンジー(サイモン・ベッグ)とMI6エージェント・イルサ(レベッカ・ファーガソン)チームは、パリ・ロンドンを巡りテロリスト集団を追い詰めていくが、敵に内通するジョン・ラークと名乗る正体不明の男からの妨害により危機につぐ危機に陥る羽目になる。そしてインドの高山地帯へと最終決戦の舞台に移っていくのだが・・・。

高度300kmから酸素ボンベを背負いパラシュートを開かずに降下するヘイロージャンプ、ラスト・クライマックスのヘリコプターの戦いでのトム・クルーズのスタントなしでの操縦、ぶつかり合いなど専門家でもたじろぐようなアクション。パリの街での猛烈なスピードで繰り広げられるオートバイ・アクション。大型スクリーンいっぱいに展開する息を呑むような肉体の限界を超える超絶アクションに加えて、ビルの屋上から屋上に飛び移るジャンプ・アクション、さらに全力疾走で走るわ走る!のアナログ・アクションなどなど、ほとんどスタントなしで頑張るトム・クルーズを見るだけで拍手喝采したくなる作品だ。そしてただアクションのみに重きをおくのではなく、仲間との絶対的信頼の絆もあり、脇を固める俳優のカッコいいシーンも満載することにより、娯楽映画の王道をいく内容に、見ているともうストーリーは流れがありさえすれば緻密な描写など緩くても全部許してしまうという気分にさせてくれる快作となっているのだ!この超アツイ夏に見るには最適の作品でした!
ぼくのチケット代は、2400円出してもいい作品でした。
星印は、3ッさしあげます。

5点満点中3点 2400円

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